
ビットコインが大暴落しててメンタルが保てない…!
このままだと、仮想通貨の下落が気になって夜も眠れないよ…



仮想通貨全体でいま大暴落してますが、何があったのか分からないとすごく不安になりますよね、、、
今日は、ビットコイン大暴落について知りたい人に向けて分かりやすく解説します!
ビットコイン大暴落中!(2022年6月18日時点)


3月末から現在に至るまでを比較すると、1ビットコイン=約600万円台から半分以下の約250万円台まで下落してきてます。
では、原因は何なのか?
理由としては、以下の大きく3つです。
- 米国の金融政策による、景気後退懸念の強まりのため
- ステーブルコイン(USTコイン)の価格が暴落した影響のため
- 暗号資産取引所のセルシウスが顧客の出金停止を実施したため
一つ一つ解説していきます。
理由1 米国の金融政策による、景気後退懸念の強まり
まずは、アメリカの利上げです。簡単に言うと、政策金利の引き上げにより通貨の流通量を減らすようコントロールしていくことです。
この金利の引き上げにより、資金調達コストが上がり金融機関は資金を借りずらくなるなると同時に、顧客に対して高い金利で資金を提供せざるを得なくなります。
結果的にモノやサービスの需要が抑えられ、物価の上昇を抑える(インフレを抑制)狙いがあります。
これにより、多くの人は支出を減らそうとするので比較的リスクの高い投資を避ける傾向になるのです。



暗号資産市場は、景気後退にデリケート!
理由2 ステーブルコイン(USTコイン)の価格が暴落した
直訳すると、Stable Coin(安定した 通貨)で、ボラティリティ(価格変動率)の安定した通貨
- ボラティリティの激しい仮想通貨の問題点を解決
このステーブルコインは大きく分けて3種類あるのですが、
この中の無担保型であるTerra(USTコイン)が暴落しました。
そもそもステーブルコインは、ビットコインやイーサリアムよりもはるかにボラティリティが小さいので、
「暗号資産でもお金を持っておきたいけど、ボラティリティの高さは軽減したい」
という投資家に需要があります。
しかしそのステーブルコインの暴落は、他の仮想通貨へ非常に大きな影響を及ぼします。



安定性が売りのステーブルコインは、やはり法定通貨担保型が主流です
理由3 暗号資産取引所のセルシウスが顧客の出金停止
セルシウスはアメリカにある仮想通貨のレンディングを主に行う企業です。
仮想通貨を取引所などに貸して、その見返りとして年間数%程度の金利をもらえるサービス
- セルシウスは個人などからレンディングを通して仮想通貨を集め、それを大手企業などにさらに高い利率で貸すことなどで収益としている
このセルシウスが顧客から預かっていた多額の仮想通貨を損失しており、それも1年以上隠していました。
そして突然、顧客の全ての出金や口座間の資金移動を停止し顧客がパニック状態に。
当然セルシウスの出金停止の報道が広がるにつれて不信感が広がり、それが仮想通貨全体の下落につながりました。



日本でも、仮想通貨取引所によってレンディングを受け付けているところがあります
まとめ
今日はビットコインが暴落した理由として、解説させて頂きました!
やはり暗号資産は価格変動が大きく、短期投資ではほぼ利益は見込めないといえます。
しかし、仮想通貨業界(特にビットコイン)の将来性は依然として高いため、私はこのような暴落報道に一喜一憂せず、気長に投資していきたいと思います!